英語で、ホリスティックは、holisticと綴り、全体的な という意味があります。
でも、wholisticとwを加えてホリスティックとしました。
それは、
holisticの語源は、古代ギリシャ語のholos(全体の、完全な、全部の)で、
whole(全体の)、heal(癒る、治る)、health(健康)、holy(神聖な)などの派生語ができたと言われる、
そのように、
「ヴァーティカル リフレクソロジー(著者 ブース リン)」の翻訳者でもあるリフレクソロジストの荻野真理先生から、
2011年にリフレクソロジーを学んだ時、
日本ホリスティック医学協会が定義している、ホリスティックの意味を教えていただいたことが背景にあります。
10年超、身体のことを学び、施術をして、感じることは、
私たちの身体は、本当に複雑! ということです。
こんなに技術が発達した今も、今現在わかっていることは、ごく一部に過ぎず、
これまでにわかったことも、後から違っていたと変わることもあり、
実は、まだミステリーなことばかりです。
私たちの身体は、機械のように、そう単純なものではありません。
素晴らしいですが、色々対処できてしまうので、
問題が起こるまで、気づくまでに時間がかかります。
ヒトは、他の動物とも違い、言葉も話せ、頭も発達していて、
現在は、私たち自身でさえ、10年前は想像できなかったような、非常に高度な技術もあります。
肩こりや腰痛、ケガや病気の後に被った、筋肉などに現れる痛みや不快感等、
不快感や痛みがある場所だけ施術したら、
筋骨格系だけを見れば、
治るか?良くなるか?と言ったら、
そうとは限りません!
体の外側、筋骨格系、これの全体のバランスも見ないといけません。
あなたの肩の問題は、あなたが全く想像していない、絶対に関係ないと思っている足から来ているかもしれません。
あなたの腰の問題は、内臓から生じているかもしれません。
また、その逆への影響もあり得ます。
そうであれば、体の内側のことも考えなければなりません。
また、精神的なこと、心理的ストレスや感情や思考、
これも体の外側にも内側にも影響を与えます。
いつもと同じことしかしていなくても、肩が凝ったり、頭痛がしたり、
逆にいつもより忙しくても、いつもよりきつい運動しても、
つまり、本来なら不快感や痛みが出てもおかしくない条件を経験しても、
起こらないこともあります。
いつもと同じことしかしていないのに、という方も話を聞いていくと、
精神的なことに繋がることが多いです。
中医学の陰陽五行をみてもわかるように、
感情や思考パターンも内臓に影響を与えかねません。
全部繋がっています。
部分部分で見て、部分部分をケアしてもダメなのです。
そして、思いもよらないことが原因だったりします。
これが原因だ!方法はこれだ!と決めつけてしまうと、
良くなるかもしれない可能性をなくしてしまうことになります。
もっと、全体的に、ホリスティックに、身体をみてほしい、
だから、wholistic という綴り、言葉を名前にしました。
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